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9ジェゴグ

 バリの音楽と言えばガムランである。この音楽は青銅打楽器を中心にして弦楽器、木管楽器、木琴、太鼓などが織り成すアンサンブルで旅行者をバリへと誘う調べである。
 ガムランの一種にジェゴグという音楽がある。これは竹で出来た打楽器だけで演奏する。時には太鼓や木製打楽器が加わることもあるが、あくまでも中心は竹の打楽器である。大小さまざまなものがあるが、大きいものは直径30Cm 長さ4mにも及ぶ。音階は4音階と単純なものだが30人くらいの演奏者たちから叩き出される音は唯単に聴くだけではなく、体全体で感じる音楽である。
 ジェゴグはもともとバリ島西部のヌガラで生まれ育った音楽である。しかし17世紀にオランダが植民地支配を始め、何時の頃からかジェゴグを禁止し(楽器の竹が武器になるというのが理由)、ジェゴグは消滅した。これの復活に動いたのが現在のバリを代表するジェゴグ演奏団「スアールアグン歌舞団」の団長スエンタラーさんの父親。スエンタラーさんは父親の遺志を継ぎ、日本人女性和子さんと結婚し、二人で命を張ってジェゴグ復活を果たし、今日の隆盛に導いた。現在ではヌガラ地方の音楽に留まらず、バリを、いやインドネシアを代表する音楽として世界に発信し世界の高い評価を受けている。特に日本とアフリカでの評価が高い。
 ジェゴグをデンパサールのカルチャーフェスティバルやウブドでも聴いた。しかし期待していた満足感には程遠く、本場ヌガラまで片道3時間半掛けてスアールアグンの演奏を聴きに行った。ここでスエンタラーさんや和子さんにもお目に掛かり、芝生席で演奏を聴いた。やはりこの音楽は室内で聴くよりは屋外でこそ真髄が伝わってくる感じ。更にスエントラーさんの勧めで竹の楽器の真下で聴いたらジェゴグの重低音が五臓六腑に鳴り響き、これぞジェゴグと堪能出来た。
           
少年探偵団 神原克收 * バリ通信2004 * 16:48 * comments(0) * trackbacks(0)

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